体力気迫の差、アジア杯準決勝で敗退

点差のわりに緩慢なパス回しでポールを奪われたベトナム戦の反省から、
オーストラリア戦では大会一番のパス回し(?)が機能してきたと思っていたら、
準決勝のサウジアラビア戦はあらまあ、どうしたのだろう。

先制されたらすぐ取り返し、突き放されてもすぐ追いつく展開は、
後手後手の感が強いけど、
残りわずかな時間に貴重なゴールを奪って
勝利をもぎ取ってきた日本の残像が、
何時かは胸をなでおろす瞬間が来るという期待感もあり、
準決勝戦としては結構面白い試合になるはずだった。

試合スケジュールからも現地にとどまったままの日本の有利さは、
試合前から再三聞かされていたにしては足取りが重く切れがない。
いったいどんな練習をやってきたのか。
心のケアは出来ていたのか。
特に両サイドの攻め上がりが緩慢で勝負できていないのが気になった。

後半12分ハサウィがドリブルでゴール前に迫り、二人のDFを振り切って
左の角度のないところから決めた
スピードとテクニックには度肝を抜かれた。
その後の高原と羽生のシュートがただ惜しかっただけに終るほど、
サウジの気迫に圧倒され「こりゃいかん」
面白どころではなくなってしまった。

GK川口が試合後にコメントしている。
『サウジの方が早かったし、気迫が上回っていた』

後ろから感じる味方の攻め上がりと、
怒涛のごとく迫ってくる相手の気迫を、
身をもって感じたのでしょう。

日本の特徴とされるパス回しもスピードがあってのもの。
緩慢に単調に攻め上がるのは「疲れていたから」という事にしても、
それではオーストラリア戦で実感した体力の劣勢を
何時までも引きずる事にはならないか。
疲れてもやれるテクニックがあるはずです。

オーストラリアが一人少ない人数で、
足をつらせながら守り切った気迫を思い出してほしい。
国際大会を勝ち進むには、
体力と気迫に日本のパス回しがかみ合って初めて
強いチームをアピールできるのではないでしょうか。

それでも、今の日本代表はドイツW杯時より
格段にレベルアップしていると実感しているので、
オシムジャパンを貫き通してほしい。

3位決定戦、対韓国はすんなりいただきましょう。







"体力気迫の差、アジア杯準決勝で敗退" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント