『天井桟敷の人々』

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19世紀パリ ゴチャゴチャした道頓堀?大通りの軽業とマイムの庶民劇場 人気のバローがフーテン役者アルレッティに恋をする 綺麗な彼女に言いよる男はあまた居たわけだ

「好きじゃなくて、愛してよ」パリの女は いや男だってどいつもこいつも確認したがるのだ そんなこと現代では言わないだろう もしかして 字幕の便利上そうなったのか分からないけど、 民族性の相違だけでは理解できないフランス映画の魅力?

「さー入った 金がなければ4スーの天井桟敷だ!」

癇癪持ちの座長がたけしそっくりで笑わせる

劇は退屈 マイムと軽業 誘惑されるのを期待する宿の女将 役者と聞けば酒をおごる盲目の路上生活者 酒のつまみはでっかいパン 会話がおしゃれで頬が緩む 劇中なんとバローの正統派ムーンウォークが見られる

天井桟敷とは 客席後方の最上階 で一番安い所 座席もない立ち見席で 手すりに乗っかってヤジを飛ばす危ない奴もいる

僕が映画館に行き始めたガキの頃 夏の暑い日に汗を流しながら 二階の一番後ろに立って 人の肩越しに ジェームス・スチュワートの『裸足の拍車』なんて見たっけ

1952年 キネマ旬報ベストテン3位

アルレッティはこの作品で名声を確立し 映画史に残る存在となったのだとか

何がすごいって ナチ占領下のフランスで逃げも隠れもせず映画を作ったマルセル・カルネ監督のど根性だ



「天井桟敷の人々」 (1945年 フランス)


監督:マルセル・カルネ


キャスト:アルレッティ ジャン・ルイ・バロー ピエール・ブラッスール

☆☆☆★ 70点

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