『ベルリン・コンスピラシー』マイケル・バー=ゾウハー

自分の才能を散々利用しておきながら、

そっちの都合でポイと捨てられる理不尽さは

サラリーマンでなくても味わうことだろうが、スケールが違う。

イスラエル選手をオリンピック村で惨殺され、

犯人を追って執拗に復讐を果たして行く映画

「ミュンヘン」の原作もマイケル・バー=ゾウハー。

ナチス・ドイツ・ホロコースト復讐もので無縁ではない。

戦後、

隠れていたドイツ親衛隊幹部の生き残りに報復を果たした

年老いたイスラエル系米人ブレイヴァマンが、

ある人を訪ねて英国へ渡ったはずだったが、

ドイツに拉致されて裁判にかけられることになった。

自分が生きてきた証。尊厳・誇りを巨大な組織が散々ムシャブリ食って、

ポイと捨てられる理不尽さに彼はどう動いたか。

訪ねて行った人はどうなったのだろう。

壮大な体験をさせてくれる傑作ミステリーだ。







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