『巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡』 を観て

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1956年カンヌ映画祭で絶賛を浴びた『ピカソ天才の秘密』
画家本人が画面のむこうから黒い線描で描きまくる
モノクロの世界が印象から離れない。

ピカソのためらいのない筆致が画面いっぱい、
縦横無尽に走り回る衝撃は一生脳裏にこびり付いたままだ。

今回、国立新美術館の回顧展を観て、
ピカソは本質的に線描の画家なのだなと思った。

幼い子供が描く絵画が最初に描くのが線がきであるように、
ピカソにとって、鉛筆を持って形を描くことが根源的な欲求であり、
彼の芸術の本質であることが画面からほとばしってくる。

10代にして確固としたデッサン力を身に付けた画家が、
自由奔放に線描きで描きたい思いを表現するとき、
彼の絵は生まれていったのだろう。

大きなタブローでも、最初に線がきがあって、
線で出来た面を色で埋めて行く手法がはっきり見てとれる。

その繊細で大胆な線が引かれて行く快感がピカソの魅力だ。


国立新美術館 ~12月14日



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