小林俊介の気配 府中市美術館 

『絵画の行方ー現代美術の美しさって何?』 
画像

駅ビルも地下街もない平原の駅を降り、
案内地図が見当たらないので目の前のコンビニに飛び込みました。
人気のない店の奥で一人忙しくパンを並べている女性に声を掛けると、
何処の馬の骨ともつかない九州訛りのオッサンに、
手袋を取りながら美術館への道順を教えてくれたおばさんは、
自分が好きな絵を見に行く様な明るい顔でした。

府中競馬か3億円事件のモンタージュ写真ぐらいしか
イメージできない土地でしたが、
秋には見事な黄金色になるであろう銀杏並木や、
暖かくなれば砧公園や御苑さえも色あせる、
緑あふれる府中の森公園がおばさんの笑顔と共に
イメージすることが出来ます。
空のある郊外の旨い空気と共に、
牛島憲之記念館としての府中市美術館までの道は、
冬枯れの散策でも心が躍るようでした。



間について
私の作品は必ずしも目にみえない「気配」や「きざし」を描こうとしたものです。むしろそれは音に似ていて、音が「わーん」と響いてやがてまわりの空間に消えていく。そのような「広がり」を絵に表そうとしたものです。日本ではこのような音や空間の広がりを「間」(ま)と呼んでいたようです。絵具のにじみや重なりによって、心地よい緊張感に満ちた「間」が描けたらよいと思っています。    小林俊介












ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック