テーマ:画家

『セザンヌと過ごした時間』

売れない画家の、早く世に出た幼なじみに対するやっかみの凄まじさ。 しかし物書きなら自分のことを書かねばならない現実において、画家の私生活は絶好のネタ。 それを晒さすしかないジレンマの繰り返し。 セザンヌはよくケンカしたという逸話は読み知っていたが、これほど激しやすい人とは思わなかった。 嫉妬が憎悪になり物を投…
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ゴーギャン タヒチ、楽園への旅

パリでは一生売れない画家「怠惰にはなりたくない、偉大な芸術家なのだから耐え抜く」糖尿病を患いながらひとり分け入ったポリネシアの森の中。考える前に描いている。描くこと彫ることが好きなのがひしひしと伝わってくる。 のっそりと寡黙なアンソニー・クイン型ではなく、気力みなぎり行動力溢れるゴーギャンを、エドゥアルド・デルック監督は純文学風に描…
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス

極貧だが上を望まず不平も吐かない自然な生き様に、胸が震える思いだ。 電気も引いてないカナダの片田舎。モード・ルイスは不自由な体だが兄に住む家を売られ、叔母に預けられているが死産した経験を持つ。魚の行商を営むエベレット・ルイスの求人掲示板に応じ、家を飛び出したルイスは彼の家政婦として働くことになったが、孤児のルイスは人の使い方が分か…
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『エゴン・シーレ』 シネマノカンソウ

彼は女体のモデルがなければ描けなかったのか。想像や妄想では創作出来なかったのか。そうは思えないが、モテ男のシーレに寄って来る女は引きも切らず、彼女らをモデルに描きまくったようだ。 若くして亡くなったシーレには膨大な素描が残ったが(彼は素描画家なのだ)残念なのは、画家の伝記映画なのに、絵を描くシーンがほとんどないこと。この手…
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画家の家を覗き見る 『アトリエの巨匠に会いに行く ダリ、ミロ、シャガール』

『アトリエの巨匠に会いに行く ダリ、ミロ、シャガール』 南川三治郎著 朝日新書を読み、芸能人のそれには興味ないが、作家や画家の書斎・アトリエを見たい欲望は常に持っていて、それを腹八分程度だが満足させられた。 八分なのは新書判だから図版が少ない程度のことと、巨匠=生前に功なりとげた画家・彫刻家たちばかりであり、雲の上の存在であること…
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毎朝4時から描く 画家・田渕俊夫

田渕俊夫(日本画家67歳)(新日曜美術館 NHK)を見てたら、 画家は毎日、朝の四時から部屋に籠って描いるそうで、 プロの画家とはいえ、創作に取り組む姿勢が凡人とは大層違います。 新聞を読んでから、テレビを読んでから、 と怠惰に流れる我々とは取りかかりから違うのです。 万分の一でも見習いたいと思いました…
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うつろうかたち

 わけが分からん抽象画を描く野見山暁治さんは、画家にしておくのがもったいないような、平易で魅惑的な文章を書かれる。大好きな田中小実昌さんは義弟にあたるらしいからなんとなく親近感もある。  折々に書いたこのエッセイ集には、糖尿をわずらったコミさんは、アメリカで行き倒れになったものとばかり思い込んでいたが、実はそうではないと言う新証言…
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