がんばりません

競泳の選手でもないのに、

バタフライをやる奴の気が知れない。

ろくに腕も上がらないくせに

バシャバシャと水しぶきばかり上げる割に

ぜんぜん進まない泳ぎをする必要がどこにあるんだ。

「ご苦労さん」としか言いようがない。

それを見て「元気だな、よくやるね」なんて

愛想をいう自分も理解できない。





“行くぞ”。

腰を落とすたびにスキーは私を後ろ向きにしたまま

山をのぼるのである。

それっきり私はスキーをやっていない。

平泳ぎをするとどんどんバックをしてしまう友達が居る。





と佐野洋子が「がんばりません」の中に書いている。



イルカでもないのに

身体をくねらせるて進む必要がどこにあるんだ。

「やって見せてよ」と言うと

水中に没したまま15Mも進む人の

真似をしてみるが、

オレのドルフィンキックは同じ所でクネクネするだけである。

そして「サズガー、スゴイ」なんて

卑下する自分も理解できない。









"がんばりません" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント