判決、ふたつの希望

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非難し合った結果が戦争になってもいいのか。

「シャロンに叩きのめされていたらよかったんだ!」レバノンの男性がパレスチナ難民労働者を罵倒するところから始まる、レバノン出身のジアド・ドゥエイリが民族宗教対立の裏にある歴史や差別に踏み込みながら密度の高い人間ドラマを創った。

これは日本が取り組む移民政策(‪入管法改正‬)にも密接に関係するタイムリーな映画だ。

近年世の中は偏見による罵倒と憎悪にあふれており、移民難民問題が絡むと理性が吹っ飛んでしまうのが現状だ。

レバノンは地中海の東に面し、隣国イスラエルとシリアに再三侵攻されており、イスラム・キリストの宗教対立が激しい国であり、流入したパレスチナ難民が国を支えている面もある複雑な事情を抱えている。

ここで言うシャロンはイスラエル史上、最もパレスチナに強硬姿勢を貫いたシオニストの首相であったことを頭において見れば理解しやすい。

80点

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