『放浪の画家ピロスマニ』

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旧ソ連の支配下にあったグルジアの画家ニコ・ピロスマニの半生を描いた伝記映画。
ずいぶん古いフィルムらしく、時に音声が消えるが、それなりに時代の雰囲気は高まる。ここに現れる風俗や風景は、ブリューゲルの農民や妖怪達が居たような不思議な世界だ。

巨岩と草原。石畳と色の変わった固そうな木造家屋。町で評判の画家は、束縛されることを嫌がり、居酒屋で飲んだくれては絵を残して行く、正に街の中の放浪画家だ。

人は「デッサンが出来てない」とか、やっかみ半分に見下そうとするが、画家に転向し、猛烈にタブローを描き出した横尾忠則と同じように、特異な才能と旺盛な創作意欲は、中央の非難を圧倒して存在し続ける。

『放浪の画家ビロスマニ』(1969年 ソ連)

監督:ゲオルギー・シェンゲラーヤ

出演:アフタンジル・ワラジ他

☆☆☆★ 70点

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