『マッドマックス2』愚かな人間の風刺映画 シネマノカンソウ

第3次?世界大戦で廃墟と化した砂漠で、なおも小競り合いを繰り返す愚かな人間共の荒んだ姿をお見せする実写劇画です。

最新版『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)を見て、バカバカしいおふざけは、現代社会の風刺として受け入れられても、今ひとつ納得出来なかったので、1981年版を見たわけだが、

戦争でボロボロの廃墟になりながら、なお石油資源をめぐって殺し合いをしているだけの愚かさばかりが目立つ、やはり風刺映画だった。

見方を変えれば、先住民の土地を奪い殺戮し、獣皮を剥ぎ、金を漁った開拓時代の、幌馬車とマイノリティの追いつ追われつの覇権闘争を、いつまでも続けている人間共を茶化した映画なのだ。

同じ愚かさなら、核戦争後の誰も居なくなったオーストラリア海岸にたどり着いたフレッド・アステアの孤独な姿『渚にて』の方が強烈ではないのか。

「北だ」「包囲網だ」と騒いでいる場合じゃない。


『マッドマックス2』( 1981年オーストラリア)

監督:ジョージ・ミラー

出演者:メル・ギブソン 他


☆☆☆ 60点

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