『バーディ』 戦場で心に傷を負った若者は鳥になりたいと願った シノマノカンソウ
内戦が続く南スーダンで大量虐殺が起こることを憂慮した国連で、アメリカが提案した武器輸出を禁止する決議案に唯一反対するようだ。虐殺に加担することになってもいいのだろうか。
帰還兵が心に傷を負い、自死、アルコール・薬物依存等に至るケースが多いことは、今や周知の事実であり、映画『アメリカン・スナイパー』でも描かれていたが、自衛隊員も例外ではない事も我々は知ってしまった。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016122100792&g=pol
戦場で負傷したアル(ニコラス・ケイジ)とバーディ(マシュー・モディーン)は幼友達。過酷な戦場で自分の顔をなくしたアルは、精神を病み「死んで鳥に生まれ変わりたい」と願うバーディを元に戻したい一心で励ますが、自身も心に深い傷を抱えていた。
『バーディ』( 1984年 アメリカ)
監督:アラン・パーカー
出演者:マシュー・モディーン ニコラス・ケイジ
1985年カンヌ国際映画祭、審査員特別グランプリ受賞、パルム・ドールノミネート
☆☆☆☆ 80点
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