シネマノカンソウ『25年目の弦楽四重奏』

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「みんな仲良く息を合わせて」というような道徳的•教科書的なものをぶちこわしてくれる痛快な映画だ。
演奏者達の実生活はほとんど破綻しているが、ライブ演奏では互いに火花を散らす方がむしろプラスである、指揮者の居ない弦楽四重奏。

不信感を陰湿に探り合って人間関係も四重奏も腐敗して行くより、思いをはっきりぶっつけ合うからこその出来上がる演奏形態。平穏無事ではいい演奏が出来ないということだ。裕福な芸術家の作品は人を感動させないこととも通じる。

ベートーベンの「弦楽四重奏曲第14番作品131」40分間休みなく演奏し続けることの意味を抜きにしても、音の迫力に圧倒される。

音楽志望の娘役・イモージェン・プーツの訴える涙目がとてもきれいでした。

☆☆☆★

監督 ヤーロン・ジルバーマン


キャスト クリストファー・ウォーケン イモージェン・プーツ

2012年 アメリカ

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