『猫背の目線』横尾忠則 

散歩のこととか病気のことなど親近感を持って読めるから、現在の横尾絵画はあまり好きではないけど読まずにはおれないほど興味深いエッセイ集です。

ドキッとしたのは79歳で亡くなられた平山郁夫さんのことを「シルクロードを描き始めてからは作品が固定化してマンネリズムに落ち入っていました」と断言したくだりです。79歳なのに「早すぎた」というのです。

「日本画家は洋画家よりも長命なのが一般的な相場ですが、ピカソを始め延命した芸術家は、変化を続けている以上はマンネリにならないのに、変化が終わると生命力を失い命にも影響を与える」と。

平山画伯を否定するつもりは全くないのですが僕には納得できるのです。画家が画家を尊敬しながら、自分のマンネリが許せない気持ちがひしひしと伝わってくるからです。

『猫背の目線』横尾忠則 日経プレミアシリーズ





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