「ノモンハン戦争」田中克彦著 岩波新書

中東の火種・パレスチナ(当然イスラエルが上陸してきたからでもある)

もそうだったように、

国境があってなかった戦後までのモンゴルは、

大国の欲に翻弄された苦難の歴史でした。

満蒙の中の蒙古とうまくやってゆきたい日本の思惑を利用して、

反逆や武器蜂起を企てたわけでもないのに

「日本のスパイ」の名のもとに、

要人とその家族をことごとく粛清して行った

ソ連コミンテルンの残虐を克明に追った労作。

1939年の戦争(事件)に至るまでが粛清の歴史で、

ノモンハン戦争そのものはほとんど語られてはいないが、

時の日本軍、

辻政信という功名心と名誉欲にとりつかれた参謀については

辛らつかつ徹底的に糾弾している。

「ノモンハン戦争が失敗に終わったことは、辻自身が最もよく知っていた。

だからこそ、敗北に導いた責任者として、

前線の指導者たちに罪をなすりつけ、自殺を強要したのである」P222

モンゴルの人達は戦争なんかしたくなかったと書かれている。







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