シネマノカンソウ 『シャンハイ』

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とどめを刺さなかったのは、

「しっかり苦しめ。その内死ぬから」

というのか、

「どうか、生きてくれ」

ということだったのか、

日本人将校

渡辺謙の眼光の鋭さのわりに、

チャップリン顔のジョン・キューザックが

暗いシャンハイの中に

溶け込まなかったのは惜しいが、

もの言わぬ菊地凛子の汚れ役が

映画の品を上げるポイントになっている。

観る前にその映画については

努めて知らないようにしているが、

それでも傾向だけはつかんで行くから、

どうしても以前観た同じ時代・場所の

映画の印象が残って困ることがある。

ここではトニ・レオンの

「ラスト、コーション」がチラついて困った。

戦中・中国での諜報合戦は、

ドロドロした男女の生きざまより

ゲリラと日本軍との火花の方に体重をかけ、

カラッとしたサスペンスものに仕上がっている。


監督   ミカエル・ハフストローム

出演   菊地凛子 ジョン・キューザック 

   コン・リー チョウ・ユンファ、渡辺謙

★★☆ 













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