脅迫症の作家「空中ブランコ」

一度書いたことがあるのじゃないかと気にしだしたら切りがなくなり、
とうとう書けなくなってしまい、
脅迫性の嘔吐症に悩まされる女流作家が訪れた神経科は、
「いらっしゃーい」と素っ頓狂な声で歓迎し、
すぐに注射を打ちたがる脳天気な伊良部先生。

奥田英朗著・直木賞作品「空中ブランコ」の“女流作家”では、
希望に打ち震えるラストが大変さわやかです。

とぼけた医者、毒舌家の友人や無愛想な看護婦の一声で、
作家としては消えたっていいから、そのときどきで、
一瞬だけで輝いてくれればいい、と回復を実感する。

「人間の宝物は言葉だ。
一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。
その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう」




おおきに ↓







ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック