『大竹伸朗』全景 東京都現代美術館

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NHK新日曜美術館の『大竹伸朗』全景が面白かったので東に旅立った。

新幹線を降りたら八重洲から日本橋駅まで歩き、
新木場からバスで現代美術館に向う。

東京駅北口からバスに乗ればなんちゅう事もなかったのに、
木場なのになんで反対側の北口なんだと、
案内のおじさんの言うことを信じなかった俺が悪いのさ。

チケットを渡すと、いきなり新聞紙ほどの「鑑賞ガイド」なるものを差し出され、
「こんなデカイものをもらってもなあ」とグチると、
スミマセンと恐縮されながらモギリ嬢に強引に渡されてしまったのは、
大竹さんの表現の一部なのか。

折りたたんだまま一度も見ずにいたが、帰ってから眺めたら結構よかったばい。

現代絵画・ペインティングの旗手大竹の作品は、
『役に立たないもんの方が面白いよ』と
ひたすら貼りつけたコンクリートブロックの様な
巨大なスクラップブックの一つ一つがとてつもなく面白く、
時間を使ってしまったのが大間違い。
その後の厖大な作品群に圧倒され35キロ過ぎてから足が動かなくなった。
ペース配分を誤った事に気が付いた時は後のまつり。

終始前後を熱心に観て歩いていたセーター姿のお嬢さんは、
”もっと観たい”という風に目をキラキラさせていた。
作品に気を入れ過ぎるオレの負けだ。女性は強い。

それでも何とかゴールできたのは、
小さな紙に描かれたクロッキーやデッサンの数々が、
給水ポイントの紙コップ、かと錯覚するほど、いとおしくて愛らしかったからだ。

結局タブローよりこれ等”小さい作品郡”に
描くという行為の活力をもらった気がする。

日頃のもやもやが晴れない方はぜひ観に行ってほしい。
きっと「ヤルゾー」という前向きな気分になれるから。

今回初めて大竹伸朗という人を知ったわけだが、
ほとばしるようなエネルギーこそ彼の本領で、
絵とは、頭でっかちにならず『まず描くこと』を学んだ気がする。









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