古本・貸本・気になる本

山本夏彦の著書を読んだ人が、
この人はいつも同じことばかり言っている、と評したら山本氏の友人が
「寄せては返す波の音と思え」と笑ったそうだ。
山本氏の文章を「コラム」と言うのは間違いで、
内容に気を奪われるのではなく、文章を楽しむのが本道なのだ。
従って、同じことが繰り返されて、当たり前なのである。
古今亭志ん生と考えればよい。と書いている。

出久根達郎は小説家ではあるが、根っからの本好きで古書店主でもある。
本のことや身の回りのことを書いたエッセイが好き読んできたが、
同じことを視線を変えて繰り返して書く張本人であるから面白い。
出久根達郎はいつも同じことばかり言っている、と言われるのだろうか。
同じ内容でも「またか」と思わないから波の音なのだろう。

猫の好きな人に、猫の代弁者「猫のパンチを受けとめて」南里秀子著
「猫に食べさせていけない物。人間が食べるものすべて、と考えた方がよい。
ほとんどの物が塩分が多すぎて、猫は腎臓をやられる」
その他、読んだことのある本の書評や、本にまつわる珍しい話が一杯。
風呂で読むのがいい。

「古本・貸本・気になる本」出久根達郎

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