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zoom RSS 美しい西部劇 『オーストラリア』

<<   作成日時 : 2009/03/11 22:02   >>

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いい映画です。大地の匂いがするさわやかな作品でした。

歌声は通じる。歌声は願いをかなえる。

オーストラリアの先住民アボリジニの人間復活を祈る鎮魂の祈り。
地平線の見える乾季の大平原。
地響きを立てて疾走する牛馬の群れ。
過酷な自然を相手の人の営み・・
カントリーアンドウエスタンのメロディーに乗って
繰り広げられる大地の歌。
この映画は赤い大地の西部劇です。

カメラワークが美しい。
アボリジニのハーフ・ナラ少年(ブランドン・ウォルターズ)が
亡くなった母親に抱きついて泣きじゃくる
高い水槽の俯瞰シーンがことのほか美しい。

クレーンがまっすぐ上空にカメラを引いて行くと
せわしなく走る家人や去って行くジープ。
やがて気の遠くなるような果てしない地平線が
少年の無念を歌い上げる。

そのナラ少年の大きな瞳が印象的な
アボリジニの神秘的な人間性がこの映画のテーマかもしれないが、

英国からこの地で農地を営む夫を訪ねてきた女性
サラ(ニコール・キッドマン)の様変わりようはどうだろう。
気が強く、細くて背の高いイギリスの女性が雇ったカウボーイ、
ドローヴァーに恋してから艶っぽく変身して行くのは、
キッドマンのこの映画に込める思いと彼女自身の成長なのでしょう。

そして乾季になったら野生馬を求めてふらりと居なくなるカウボーイの
ヒュー・ジャックマンが「大いなる西部」のグレゴリー・ぺックにそっくりだから、
いやがうえにも西部劇になるのが嬉しい。

物語はロバート・ゴダードの大河ミステリーを観るよう感動的な物語。
ネタばれを一つだけ許してもらえるなら、
崖に向かって狂ったように暴走する牛の群れの
前に立ちはだかるナラ少年の祈りの歌が
切迫した緊張感と共にが涙をそそりました。



監督バズ・ラーマン
ニコール・キッドマン ヒュー・ジャックマン 
ブランドン・ウォルターズ  デヴィッド・ウェンハム



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