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zoom RSS ALWAYS三丁目の夕日

<<   作成日時 : 2006/02/11 19:44   >>

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 映画を見て涙を流すのは恥ずかしいが、泣けるのはいい出来だからだしそれはそれで結構いい。
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以前から気になっていたが、見落としたのでDVDが出たら見ようと決めていた。ところがいい映画の目安「キネマ旬報2005年度ベストテン」で「ALWAYS三丁目の夕日」が日本映画の2位になっていたから気がきではない。今回、旅先の町でめぐり会えたのは幸運と言えよう。60数席あるミニシアターは何と満席、同じ思いの人も大勢いることだろう。
 
 主人公が“売れない作家”というのがこれ以上ない好みの設定で、人生やり直すことができるなら、食うのに事欠く貧乏小説家になりたいと思っていたので、感情移入がしやすい。
名前が芥川龍之介ならぬ茶川竜之介。このふざけ具合が話に息を吹き込む。ちゃぶ台の前で悪戦苦闘する男が作家らしく見えるのは万年筆と原稿用紙だけ。惜しいことには少年雑誌に駄文を投稿して小ずかい稼ぎしていていることだが、文芸誌に送った作品は「没」ばかりだから理想的。ばあさんがやっていた駄菓子屋に転がり込んでガキを相手に生きているが、酒屋のお姉さんに気を許したばかりに、厄介者をしょいこんで「オマエなんかじゃまなんだよ」と本音でどなるはめになる。

 ところがその姉さんが良い女なんだな。ある日どうしょうもなくなってカウンター越しに告白する場面が涙腺の調節機能を狂わしてしまった。しまったと思ったときは遅い。チリ紙はポケットの中だしハンカチは後ろポケット。両脇は女性客なのでそれでなくても狭い椅子の中でモゾモゾするのは格好がわるい。しかたがないので涙は頬を流れっぱなしとなった。指先で拭き取るにはあまりにも際限ない水の量。老人力ではないが随分力が付いてきたものだ。

 しかし小雪の様なきれいな女優さんでは「チョット ミスキャスト」と思わないでもないが結構いい雰囲気が出ていた。助演女優賞は薬師丸ひろ子だったがね。こんないい映画になったのは山崎貴監督の上手さだろう。

 みんなが力道山の空手チョップに沸いていた頃、プロボクシングの放映を、銭湯の番台で微笑むオカミさん達と毎週夢中になって見ていた。ボクシングが好きになったのは親父のせいだ。

 西岸良平の映画化だが漫画は見ていない。「面影の女」の杉浦幸雄の世界を彷彿とさせる黄色っぽい人生模様が漫画チックで楽しかった。 


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