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zoom RSS スウィングボーイズ

<<   作成日時 : 2006/01/06 21:58   >>

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 買ってもらった小さな複音ホーモニカを大切に使っていた。
放課後美術室に行く途中、通りかかった教室からいい音がするのでのぞいたら、
ハーモニカの合奏練習だった。
艶やかなハーモニーの中に腹にしみ入る低音のブラスが新鮮で、
しばし茫然として聞き耳をたてていた。
後日リーダーらしいのが「バンドに入らんか」と誘った。
大勢でいっしょに吹くのに抵抗があり躊躇していたら、強くは誘われなかった。
しかしベースハーモニーの音が耳を離れず
あのでかいクロマチック・ハーモニカが吹きたくて夢にまで見た。

 うじうじしていたら音楽教師の中田ダイマルが「こいよ」と言った。
発表会が迫っていたので、ベースは吹かせてくれなかったが、
後列の一番端に並び、ぼんやりかすむ観客席を前に、皆に合わせて吹いた。
心臓がキリキリした。
その後ハーモニカ・バンドは消滅したようだが、
後々までハーモニカは吹いていた。

 『スウィングガールズ』にあの頃のさまざまな場面が重なる。
薗田憲一とデキシーキングス。ベンチャーズ・プラス寺内タケシ。
「上流社会」サッチモ。「グレンミラー物語」スウィングジャズ。
今は脇道にそれ、モダンジャズを聴く事のほうが多いが、
バンドのうきうき感はつのるばかりである。

 HDDで観る『スウィングガールズ』への期待は不純だった。
朝ドラ「ファイト」でヒロイン「優」役・本仮屋ユイカの、
笑顔から泣き顔に崩れていく演技をもう一度観たかったからだ。
その思いは満たされなかったが、とぼけた味が個性なのだろ。えがった!
ホンが違えば役も違う。
ただひとつ上野樹里がバイト先のエレベーターの中で、
裸のマネキンにかぶり付くディープキスにゾクッとした。
これは収穫だった。




★薗田憲一氏(そのだ・けんいち、本名・市川船昇=ジャズ・トロンボーン奏者)
7月12日、食道がんで死去。76歳。
1960年にジャズバンド「薗田憲一とデキシーキングズ」を結成。
海外でも活躍した。 
          
 (06/07/14讀賣朝刊) ご冥福をお祈りします。











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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
速度20kmぐらいオーバーしました(笑)。
(太字に斜体って自分で読みにくいし…)
だけど、酒は一滴も呑んでないし、
ガッチリ、シートベルトして映画観てます!

お察しのとおり、
もうここ何年も年賀状出してません。
だってメールで充分じゃ〜ん(成人式)。

『恋は五・七・五!』
って映画を観てくださいよ。
松山で毎年やっている(らしい)
「俳句甲子園」に励む高校生たちの青春。
松山ってわりに近くじゃ・・・?
関めぐみという若手女優のパンチラに
ゾクッとできますぜ旦那(小指を立てながら)。
栗本 東樹
2006/01/09 15:07

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